お料理上手のキッチン
全て自分でプランニングをしたコーポラティブハウスにお住いの方のお宅へ
お招きいただく機会を得た。
ありがたく、酒宴の差し入れを持ってお邪魔した。
以前から、仕事の気晴らしに自宅料理を楽しんでいると
お話を伺っていたのだけれど、見事なお料理のオンパレードに
感激を表現する言葉も経験も足りない私は、 ただ美味しいと目を白黒するばかり。笑
旅先で入手されたという貴重な食材で、さらに楽しませていただいた。
仕事の合間に料理や家事をしたいという希望で
その方の仕事専用室に隣接してダイニングキッチンがある。
ワイドなI型壁付けキッチンに、天井高を利用したたっぷり収納。
シンク横の電子レンジや細かな調理道具を収める棚は、
正面からは目隠しになるよう90度の向きに設置されていて、ナイスアイデア!と感激。
下ごしらえから仕上げまでの流れが手際よくいくような動線に添ったレイアウト。
シンクも広かったなぁ・・・ワイドたっぷり900ミリ。(計らせていただきました。笑)
食器の水切りカゴがシンクに収まっても、まだ余裕。いいなぁ・・・
食洗機は当分あきらめたのだが、
水切りカゴの設置場所がなかなかイメージできないでいた。
さて、シンクの大きさや形状、他もろもろどうしようか。要参照
キッチン壁のモザイクタイルの目地も綺麗なまま、触ってみてもサラサラ。
きっと豆にお掃除もしているんだろうが、それにしても清潔。
私は、手入れが行き届くタイプでないので
目地はグレーなんかにしちゃおうかなぁ・・・なんて思ったりしてたが。
ご自分が料理しやすいように、あれこれ工夫をしましたと話されていた。
ご主人も、一切口出しが無かったそうで。
美味しいお料理とお酒を喜んで、召し上がる。
でも、ちゃんと洗物は手伝ってくださる様子。 ステキです。
ウチは台所将軍二人。 意見もぶつかり放題。
まだまだ、完成図を描くまでエネルギー大放出しそうだが。
まぁ、それも良しとすることにして
二人で料理するキッチンスペースのスケッチを描き始めよう。
明日は、建築家さんと大工さんが打合せ。
なにかうれしい一歩のお知らせがないかな・・・と期待に胸を踊らす。
こちらのお宅は、個性的で不思議な開放感を味わえる空間がさらに魅力。
マンションでありながら、一戸建てを感じさせる外庭と
ダイニングからつながっているパリのアパルトマンを思わせるような中庭。
この場所ならではの立地条件が、見事にその空間を作り出している。
こういうのも、家との出逢いというんだろうなぁ・・・。
by n_home
| 2007-11-08 23:57
| ひとりごと