手で。
ある方が19歳の頃のご自分の絵を振り返っていたのを受けて、
はて自分は?と、これまた連鎖反王。
私は19歳の時は、横浜馬車道で美大浪人生をしていた。
現役での受験に失敗し、宙ぶらりんのまま毎日デッサンと平面デザインの課題漬け。
周りの巧い仲間の絵にコンプレックスもあって、
正直のところイーゼル立てて、鉛筆を削って、キャンバスにアタリをつけると
アトリエをでて、同じく絵に向かいきれない親友とほっつき歩いていた。
当時そのアトリエに、ファッションの道に進むために美大でなく
桑沢デザイン研究所に的を絞り、夏期講習だけ受けにきていた現役の男子がいた。
やけに明快な目的意識と受験対策を持った子だなと感じたのは覚えている。
夏のわずかな期間いただけだったし、特に接点もないまま記憶の奥に消えたその人が
後にminä perhonenの皆川明氏と聞いた。
今朝ほど久しぶりに覗いたほぼ日のページに
こんな記述を見つけふと考えてしまった。
皆川さんは、テキスタイルの図案を描く際に、
パソコンはいっさい使わず、手だけで仕上げます。
私も20年前は、まだパソコンのパの字も触れなかった。
道具は、Gペン、筆、水彩、パステル、マーカー、
あるいは、ハサミやカッターで切り貼りし。
いつしか、時代が求めるスピードと融通性に応えるために
手に持つ道具は、マウスやペンタブに変わったことは変わった。
だけど、ボタン一つで描いてる訳でなし。
相変わらず手で描いている。
さらに、ボタン一つで自分の想像をこえて
がらり表情と変えるスパイスのような仕掛けにも、面白さを感じている。
私も仕事上、テキスタイルの図案をよく描く。
別に拗ねている訳ではない。
ただ、パソコンに向かうか向かわないか、
境界線を引く人はどんなことを線引きしているのかなぁと、想像してみる。
そして、私はどっちでも好いと言っておこうかな。
それが自分のやりたいことならば。
はて自分は?と、これまた連鎖反王。
私は19歳の時は、横浜馬車道で美大浪人生をしていた。
現役での受験に失敗し、宙ぶらりんのまま毎日デッサンと平面デザインの課題漬け。
周りの巧い仲間の絵にコンプレックスもあって、
正直のところイーゼル立てて、鉛筆を削って、キャンバスにアタリをつけると
アトリエをでて、同じく絵に向かいきれない親友とほっつき歩いていた。
当時そのアトリエに、ファッションの道に進むために美大でなく
桑沢デザイン研究所に的を絞り、夏期講習だけ受けにきていた現役の男子がいた。
やけに明快な目的意識と受験対策を持った子だなと感じたのは覚えている。
夏のわずかな期間いただけだったし、特に接点もないまま記憶の奥に消えたその人が
後にminä perhonenの皆川明氏と聞いた。
今朝ほど久しぶりに覗いたほぼ日のページに
こんな記述を見つけふと考えてしまった。
皆川さんは、テキスタイルの図案を描く際に、
パソコンはいっさい使わず、手だけで仕上げます。
私も20年前は、まだパソコンのパの字も触れなかった。
道具は、Gペン、筆、水彩、パステル、マーカー、
あるいは、ハサミやカッターで切り貼りし。
いつしか、時代が求めるスピードと融通性に応えるために
手に持つ道具は、マウスやペンタブに変わったことは変わった。
だけど、ボタン一つで描いてる訳でなし。
相変わらず手で描いている。
さらに、ボタン一つで自分の想像をこえて
がらり表情と変えるスパイスのような仕掛けにも、面白さを感じている。
私も仕事上、テキスタイルの図案をよく描く。
別に拗ねている訳ではない。
ただ、パソコンに向かうか向かわないか、
境界線を引く人はどんなことを線引きしているのかなぁと、想像してみる。
そして、私はどっちでも好いと言っておこうかな。
それが自分のやりたいことならば。
by n_home
| 2010-12-12 14:09
| ひとりごと